イベント会場でも活躍できる

看護師は、イベントナースとしても働くことができる。イベント最中のムードはありふれた病棟のムードとは大きく異なるため、気分転換を行いながら働けることがメリットなるだろう。1日限りが多いとはいえ、未経験の世界や医療施設とは全く異なる世界で働けるのだ。普段とは違った環境の中に身を置くことでリフレッシュできるだけでなく、医療従事者や患者ではない人と交流できるので視野を広げられる。 その上アルバイト代までもらえるため、興味を持つ看護師も少なくない。
また、少し特別な気分になれるのも、イベントナースの特徴だろう。アイスショーやライブも、普通の参加者が入場する入り口でなく、関係者以外立入禁止といわれる入り口から入ることになる。芸能関係、あるいはスポーツ関係の関係者になれるので、仕事をしつつも非日常を味わうことができるだろう。
それから、イベントナースは割がいい仕事内容である点にも注目したい。イベントナースは多くの場合、会場の救護室において待機し、急病人が現れたら対処することとなる。言い換えれば、急病人が出なかったら救護室に待機しているだけでいい。
もちろん、急病人が一切出ないときもあるため、何事もなくイベントが終わると同時にイベントナースの仕事も完結する。そうした中でもしっかりと給与がもらえるので、割がいいのだ。 しかし、夏のシーズンの屋外イベントは、急病人が非常に多い傾向にあるため、必ずしも割がいいというわけではない点に注意しておこう。